2003 フローターマスターズ・トーナメント
2003/11/2 茨城県・洲の野原
レポート by:王 惠龍
  2003年フローターマスターズトーナメントの最終戦11月2日に茨城県の洲の野原にて開催されました。 トーナメントの朝の洲の野原は濃い霧に包まれ、視界も20メートルほどの状態だったのでスタートが「対岸が見えるまで」延期となりました。 実際に霧が晴れ始めスタートが出来たのは8時ころでしたのでウェイインの時間も合わせて15時まで延長されました。

不安定な天候の中、優勝に輝いたのは昨年もここで優勝を果たした「洲の野原スペシャリスト?」の保坂氏でした。

2位には今年フル参戦ながら初めて入賞の小田氏、そして3位には昨年のフローターマスターの安藤氏が入賞しました。 
 
上の写真:優勝した保坂氏(中央)、2位の小田氏(右)、そして3位の安藤氏(左)。
フォトレポート

ウィニング・パターンの解説

優勝: 保坂 政博 氏
  • ポイントは、稲敷大橋から妙儀鼻までのエリア。 そこに係留されている浚渫船の陰になる葦(岸との隙間1〜2m)で、ヤマセンコー4インチ(ウォーターメロン)のノーシンカーをフォール&スイミングさせ、3本をキャッチしました。
  • 当日は、ボートでのアングラーも多く、昼を過ぎてもノーバイトでしたが、ボートが狙えないような浚渫船の裏側を釣ることでリミットを揃えることができました。
2位: 小田 浩史 氏
  • プラで釣れた魚は新利根上流と妙見水道の葦で200~600 g、それに対して牛堀とスタートエリア前の真珠棚は400~600 gだったで、牛堀か真珠棚で迷ったのですが、前日のプラでは本湖に比べて州の野原の中の水のほうが良かったので、真珠棚をメインに釣りました。
  • 真珠棚では3"グラブのダウンショットで着底後のシェイクもしくは、シェイキングしながらのズル引きで、400 g台1本と600 g台を2本釣りました。あと、帰り際に触ったスターとエリア前の杭で700 g台を追加して入れ替えました。杭の魚は3"バルキーホグのテキサスでホンガリングです。
3位: 安藤 裕一 氏
  • 前日プラでは、大本命の場所は触らずに上流の川をチッエック。 予想どうり魚のサイズはいまいち、だが数は出ると思い、キーパー場としてキープで本番に挑む。
  • 本番当日は霧が濃い。 釣るのが難しい(茨城チャプター時代に教わった)状況だと判断。 予定どうりに本命場に直行するが、すでにバレット(バスボート)が張り付き状態。。。。。。 霞でのバレット乗りは、霞に本気!その後に入っても・・・・・・。 しかたがなく、キーパー場と考えていた場所にバズを投げながら向かう。
  • 出来すぎの予定どうりに、到着して1時間で2本キャッチ。 これまた予定どうりの、いまいちサイズ・・・・・・。
  • レンタルボート銀座になる12時頃にこの場所を後にして再び本命場所付近の葦に向かう。自分で決めた出っ張った葦で終了30分前まで粘ると決めて、その出っ張った葦で3本目をキャッチ! この1本が無くても、3位にはなれたがとても満足の行く1本だった。